ライフプランニング

ご結婚,又は独身でも30台40台などの節目を迎えた皆様向けに書いております。

 

ライフプランニングとは何ぞや・・と思いますが、早い話が自分の人生計画です。

 

ライフプランニングと言うと保険屋さんや銀行などが広告を多数しているので、投資や保険のイメージが付いてしまっていますが本来そういう物ではなく単純に言えば「自分の人生の設計図」なのです。

 

何も考えず漠然と賃貸物件に住んでいる方・・要注意です。

 

まずはリスクから考えてみましょう。

住居のリスク

近年全国的に問題になっておりTVなどでも取り上げられているのが、高齢者の賃貸住宅です。

一般的に賃貸アパートを契約するには入居審査が有りますが、高齢者だと審査が厳しくなります。

「じゃあ今の所にずっと住むから大丈夫」はたしてそうでしょうか?

と言いますのが建物にも寿命があり、古くなり修繕費が割に合わなくなったり、居住が危険な場合建て替えや取り壊しになります。

 

いざそうなってから他の住居を探す場合、引っ越し先が無いのです。

 

もし建て替えで大家さんが「立て直して新しくなったアパートに住んでも良いよ」と言ってくれたらよいのですが、それでも建物が新しくなるので家賃は上がる可能性大です。

そして、取り壊しならどうしようもありません。

近年TVでも取り上げられるぐらい社会問題なのです。

 

実家でもなんでも「将来自分が住むべき場所」のがあれば良いのですが、そうで無い場合何らかの手段を講じる必要が有ります。

若い頃から「終活」まではしなくて良いと思いますが、もし家を買うならローンを組める年齢から検討してください。

お金のリスク

何時までも元気で現役でバリバリお仕事・・出来るのが一番良いです。

しかし、人間年を取るのは当たり前です。

これから少子高齢化社会を迎え年金などもいくらもらえるか不安です。

投資に関しては専門家にお任せするとしても、老後の資金について考えるのは必要です。

定年後、そして更に年を取ってからいかに生活をするのか・・を計画しましょう。

 

ただ、近頃20代前半で老後の事を気にしている方も居ます。

矛盾しますが、早くから準備するに越したことはないので否定はしませんが、人生の大半を老後の事を気にして過ごすのはどうかとも思いますが・・。

 

世代交代のリスク

遠まわしな表現をしましたが、ずばり相続などについてです。

被相続人が複数存在する場合、遺産の分割が必要になってきます。

 

財産がすべて現金ならそのまま分ければ問題ありませんが、特に地方になると財産のほとんどが土地などの不動産の場合が多いです。

後々トラブルにならないように元気なうちに事前に相談や準備をしておく必要があります。


人生リスクだらけなのか?

 

そうではありません。

住宅ローンは借金なのか

バブル崩壊以降に成人した(私もですが)世代以降の特徴で借金を怖がる人が多いです。

住宅ローンも確かに借金には違いがないのですが、普通の借金と違います。

 

まず「住宅ローン控除」があります。

一言で言うと税金が安くなったり色々メリットがあるのです。

 

もちろん長期に渡るローンですのできちんと計画をしないといけませんが、本当は特に恐れる必要はないのです。

 

転勤になったら?

リロケーションや定期借家契約という手段があります。

つまり自分が使用しない間の賃貸・・つまり大家さんをする事ができたりします。

また、賃貸併用住宅という物があります。

自分が住む家にアパートがくっついているイメージです。

入居者からの家賃でローンを支払う事ができますし、うまくいけば儲けも期待できます。

もちろん空室や滞納など別のリスクはありますが。

もし自分が・・

もし自分の身に何かがあった場合、ローンだけ残ってしまうのでは・・

実は大丈夫です。

単純に言いますと住宅ローンを組む場合、必ず銀行が生命保険をかけます。

悪い言い方ですが、貸した相手が亡くなってもとりっぱぐれしない為です。

実は逆を言えば他の保険を安く見直ししても良いぐらいなのです。


大切なのは計画すること

リスクを考えると、お金を使うのを躊躇してしまいますが、大切なのは「使わない」のではなく「計画して使う」ことです。

お金は持っているだけではただの紙です。

銀行に預けても今の金利ではたいして増えません。

住居もとりあえず、若い間は賃貸で十分です。

家族構成・・つまり結婚してお子様の人数などがある程度定まってからで良いと思いますが、将来持ち家が無いならいつ購入するのか、ローンはいくらくむのか、一生賃貸ならその資金はどうするのか・・などを計画すると良いと思います。

当社の本業ですので、お気軽にご相談ください。

 

ちなみに、当社は不動産業者ですので、信託や株、保険は扱っていません(少額短期保険を除き)。

ですが、不動産投資のアドバイスならできます。

つまり「自分が大家さんになる」です。

老後の資金として家賃収入で生活するのも一つの手段です。

アパートやマンションもですが、賃貸併用住宅物件などもご紹介しています。

こちらもお気軽にご相談ください。

 

ある程度安定して家賃収入があるなら、自分は物価の安い国に移住してセレブ生活・・

なんて事もやろうと思えば不可能ではないかもしれません。