マイホーム購入ガイド

主に戸建住宅を購入予定の皆様へのアドバイスです。

今後消費増税が予定されていますが、住まい補助金などもあり上手に利用すればまだまだチャンスはあります。

 

予算や実例などをまとめてみました。

新築を建てる場合の実例はこちら

リフォームの実例はこちら



まずは予算

予算1000万円以下

中古住宅

自由度 C 快適さ C

中古住宅を購入して、軽度のリフォームを行う場合です。

 

予算1500万円以下

中古住宅

自由度 B 快適さ B~A


一般的にですが住宅ローン金額は年収の25%以下が好ましいとされます。

更に、将来の修繕の事を考えると月に1万円程は積み立てしたいところ。

 

簡単な計算式を作りました

年収×0.25÷12=月額予算

月額予算⁻1万円=月額ローン金額

このような感じです。

 

年収400万円と仮定すると

400×0.25÷12で83333円、月額のローンが7万円台となり35年ローンで3000万円ぐらいまでが好ましい予算となります。

 

返済額などは金利などが変動しますので、正確には各銀行にお問合せいただください。


どのような家探すのか

マイホーム購入には大きく分けて3つのパターンがあります。

近年TV番組などの影響で「中古=オトク」のような流行がりますが実際はそうとは言えません。

 

メリットデメリットが有り、一概にどれが良いとは言えないのが真実です。

 

それぞれ簡単にまとめてみました。

注文住宅

メリット

「注文」と言うぐらいですので、自分の好みを反映させることが出来ます。

 

デメリット

モデルハウスなどを見る事はできますが、完成した物を見る事はできません。

完成してから「想像と違う」などがあっても取返しがつかないので、事前にしっかり打ち合わせが必要です。

 

つまり

自分でオーダーするのだから、想像と違っても金額が高くなっても文句は言えません。

建売住宅

メリット

既に完成している物件の場合、現物を見てから購入できます。

一般的にかなり割安です。

 

デメリット

「有る物」を購入するので、自分の好みを反映させる事ができません。

 

つまり

見学して自分の好みに合えば買いです。

中古住宅

メリット

当然中古ですから安い物が多いです。

当然現物を見る事が出来ます。

 

デメリット

経年により劣化している可能性があり思わぬ修繕費がかかる場合もありますし、保証も相手が個人のケースが多いのであまり期待できません。

 また、購入後に新たにリフォームをする場合、結果新築と費用が変わらない場合もあります。

当然前に人が居たわけですから、コミュニティーが既に出来上がっており思わぬトラブルも!

 

つまり

安い物を買うのでリスクが伴いますし、修繕費をかけた結果安くならない場合もあります。

市街地で1000万円以下の物件は要注意です。

 

 

津山市街の土地相場はおよそ10万円~です(分譲地を除く)。

もちろん接道状況が悪かったり低地湿地だったりすると安くなりますし、人気エリアや学区は高くなります。

仮に土地が60坪だとしたら、土地だけで通常600万円以上になります。

周辺の「土地」相場と比較して売買物件金額が同じな場合、「建物0円査定」ですのでかなり注意が必要です。

まれに土地の値段より安い物件も存在しますが、おそらく相当な「訳あり」です。

 

※住宅購入時に専門家にチェックしてもらう「インスペクション」と言うシステムがあります。

当社でもご紹介しています。

古い建物を購入する場合出来れば依頼してください。

以上のように何が一番「オトク」なのかはその人次第になります。

くれぐれも

「安い=オトク」

ではな点はおぼえてください。


どこに注文するのか

注文住宅を建てる場合も色々な選択肢があります。

大まかに分けると

大手ハウスメーカー

CMなどで皆さんご存知の通りです。

それぞれ得意分野がありますので好みに合ったメーカーを選んでください。

「有名な大手だから安心」なブランド力があります。

デザインはある程度の制約はあるもののオシャレなラインナップがあり、モデルハウスもあるのでイメージも持ちやすいです。

ただし、ブランド品ですから価格は高額になる場合が多いです。

格安ハウスメーカー

近年急激に増えてきました。

様々なコストダウンを行い本体1000万円を下回る建物もあります。

安い理由の一つに「企画品」なのが多いです。

一言で言えば「これで良ければ安く建てますよ」です。

ある程度の妥協が必要ですが、自分で納得ができるなら安く上がります。

また「本体価格」と広告されている場合本体だけの金額なので、その他の費用が発生します。

およそ本体+20~30%の価格になりそうです。

大手メーカーでも格安商品が有ったりします。

地元工務店

いわゆる地元の○○ハウスさんや○○建設さんに直接頼む方法です。

デザイン力や得意分野など業者さんによってかなり差があります。

でもやはりデザイン的には少し・・です。

料金的にはかなり抑えられる場合が多いです。

ただ、両親の知り合いの○○さん・・みたいな方に依頼して言いたいことも言えなかった・・みたいな話もあります。

なので自分の意見をはっきり主張できる方でないとおススメできません。

意外に上級者向けなのです。

設計事務所

斬新でこだわりぬいた「匠の家」なイメージです。

建築費とは別にデザイン料もかかるのでコスト的には高くなる傾向です。

以上大まかに言えばこのようになります。

お悩みの時は、当社でも色々な業者さんの資料などをご用意していますのでお役に立てるかと存じます。


土地探し

県北には「先祖からの土地」みたいな感じでご自分の土地をお持ちの方も多いかと存じます。

そうでない方・・いよいよ当社の本業です。

市街地の小規模分譲地

坪単価10万円前後~

最も多い物件です。

既に町が形成されている地域ですので利便性も高く、将来過疎の不安も少ない場合が多いです。

まれに坪10万円を切る物件もありますが、何らかの理由があります。

立地は良いのに安い場合は形が悪い(三角地)などの理由があります。

理由を聞いて納得できれば良いですが、購入前にきちんと確認してください。

分譲地郊外ニュータウン

坪単価5万円前後~

こちらも大規模に開発された郊外の分譲土地です。

新しい町ですので世帯年齢が近く、コミュニティーに入りやすいです。

価格も市街地に比べ割安です。

ただ、利便性はあまり良くありません。

駅やお店も遠い場合が多く、自家用車やバスが必要です。

将来過疎や高齢者地域になるリスクがあります。

一般にニュータウン問題と言われていますが、同世代の世帯が多いので同時に高齢化が進み高齢者の町になってしまうことを言います。

元々あった町ではないので上手く運営をして、若い世代を取り込む必要があります。

関東や関西の郊外にはいわゆる「都会の過疎」「都会の僻地」と言われる町も出てきています。

人気エリアの個別売り土地

物件としては非常に少ないです。

特に人気地域などは売りたい方自体がほとんどいません。

昔から隣の土地は倍出しても買え!と言われるぐらいですので、長い期間待っても割高でもかまわない・・

それでも出てくる保証はありません。

農地を購入して家を建てる

実はかなり大変です。

当社にも都会の方から「農地を買って家を建てて家庭菜園をしたい」などのお問合せがあります。

ですが「農地法」により農地の取引、及び地目変更にはかなり厳しい規制があります。

「農地法」に関しては非常に長い説明になりますので、お電話か来店ください。

また、「自然に囲まれて生活したい」などのお問合せもあるのですが、「保安林」や「農業振興地域」に指定されている場合そもそも建物を建てることが出来ません。

 

尚、県北の一部地域では条例で「農地付き住宅」の取引が可能な物件がございます。

既に当社で仲介させていただき、大変喜んでいただきました。

広告などが出来ない物件ですので、直接ご来店ください。

広告していない土地

 

「広告していない土地はあるのか」と言うお問合せをよくいただきます。

実はございます。

と言いますのも、諸事情・・と言うか広告の規制(条例など)や売り主の意向により広告出来ない土地がございます。

直接お問合せください。


将来設計

まずは「ライフプランニング」をおススメします。

つまり自分の年齢や年収、お子様の学費、ご両親からの援助や貯金などです。

また、高額な保険などが家計の負担になっている場合見直しも必要です。

 

 

最近35年フルローンされるお客様も多いのですが、理想は1~2割程度の自己資金を入れた方が良いです。